大学や専門学校が置いた、社会人を対象としたプログラムです。
「キャリアアッププログラム」や「エクステンションセンター」など、社会人のスキルやキャリアアップ、資格の追加を対象とした講座が、大学や専門学校、大学院に設置されている場合もあります。授業形態は様々。「昼間」「夜間」だけではなく、早朝や週末などにコースが組まれていたり、完全リモートで行うもの、通信教育などがあり、仕事をしながらの生活時間に合わせています。また、ゼミやフィールドワークなどを行う場合もあります。
制度の仕組み
大学や大学院、専門学校に「社会人向け講座」「エクステンションセンター」などとして置かれていたり、ビジネスや語学を学ぶ教育機関として展開しているものなど、様々な運営形態がとられています。中には、企業の社員研修の代行業務を行っているところもあります。給付金制度や企業への補助金も様々ですので、目的と費用対効果を見極めて参加する必要があります。
講座例①ビジネススクール
新しい業界への転職や、「コーチング」「マネジメント」「チーム運営」といった40代前後に必要とされるスキル、また簡単な「ビジュアル&Webデザイン」や「動画撮影&編集」など、デジタル化が進んで新たに必要になってきたスキルなどを学びます。キャリアアップに役立つものも多く、受講費用もひと講座で終わる安価なものから、年単位で行う高価なものまで様々です。
講座例②企業研修など
人材派遣会社や、企業コンサルタント会社、専門学校などが、企業研修を代行しているケースもあります。基礎的なビジネススキルの習得や、人事異動に伴う新たなスキルの取得など、企業単位で行うと時間や人的コストがかかりますが、専門の会社に依頼すると効率的な講座が組めるので、近年、中小企業やスタートアップなどが活用しています。