科目等履修生

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資格受験の際に、必要な単位を取得する。

資格などを取得する際に、単位が足りない場合は改めて該当する単位を取得する必要があります。例えば「教員」になるためには、取得しなければならない単位が決まっていますが、教職を持っていない人が改めて教員になる場合や別の教科の教員資格を得る場合には、不足する科目を履修する必要があります。

制度の仕組み

通常の正規講座を履修するのと同じように受講します。相違点は、大学などに正規入学したり編入学したりするのではなく、必要な科目のみ受講することで、資格取得や就職の道を開くもの。正規入学や編入学ではないので、通常は履歴書などへの記入は行いません。授業料は1単位ごとに単価が決まっている場合が多く、無駄なく効率的に学べるのが魅力です。

履修例1.教員免許

教員免許は「二種→一種」「他教科の免許」「他校種の免許」などを取得するには、不足する単位を取得しなければなりませんが、その単位を取得することで、免許のバリエーションも広がります。また、教育実習を受け付けている大学もあります。

履修例2.社会教育主事

社会教育事業の企画・運営、社会教育施設運営の指導・助言などを行う社会教育主事になるためには、大学で40日間の社会教育主事講習を受けるか、社会教育に関する科目の単位を得る必要があります。

履修例3.特修生

大学通信教育を受ける場合に、その入学資格に満たない場合は、正規入学する前に人文・社会・自然の三分野にわたって16単位相当以上を履修する必要があります。

などなど、資格取得には様々な学歴が必要とされます。資格受験において自分の持っている学位に不足がある場合には、不足する単位を取得しなければなりません。