大学院や大学・短期大学、専門学校の正規課程に入学する。
短期大学、専門学校の
正規課程に入学する。
正規講座は大学や短期大学、専門学校の学位が取得できる課程。つまり高校生の多くが進学するのと同様なカリキュラムを受けることができます。もちろん、社会的にはそれぞれ「大学卒」「短期大学卒」「専門学校卒」という扱いになり、そういった学歴を持っていないと取得できない資格の受験資格も得ることができます。昼間課程、夜間課程、通信課程などがあり、奨学金が設定されている場合もあります。
制度の仕組み
MBAや臨床心理士などは、大学院の学位を取得しないと受験資格がありません。また、保育士も大学・短期大学・専門学校の学位を取得しないと受験資格がありません。このように、資格を取得や専門スキルを身につけるために、その学位を取得するためには、大学などに入りなおすか、専門課程への編入学が必要になります。
こうした場合は、昼間、高校の新卒者と机を並べて講座を受ける他、夜間課程や通信課程に行って働きながら学ぶ方法もあります。
1.昼間課程
1日フルタイムで開設されている講座を受ける必要があります。働きながら学ぶには多少ハードルが高いですが、昼間課程しか置かれていない学校が大半であり、夜間課程や通信課程が置かれていない講座を受ける場合には、「辞職」「休職」「転職」などが必要となる場合もあります。しかし、奨学金の数も最近は増加しており、様々なプログラムの中から選択することもできます。
2.夜間課程
旧来から存在する授業形態のひとつ。18:00~21:00くらいに行われる授業が多く、フルタイムで働きながら学ぶことが可能です。また授業料が安く設定されていたり、どうしても都合が悪くて欠席した場合にはDVDなどの貸し出しも行われたり、働く人のために様々なサービスがあります。周りには社会人も多く、集中して学習できる環境にあります。
3.通信課程
郵送やネットなどを介して行う遠隔式の授業形態です。テキストを読み、独習の形で問題の解答を送ったり、試験を受けたりします。最近最も進化しているのはこの分野。Zoomなど遠隔会議サービスを利用したディベート式の授業や、ゼミなどを行っている学校もあります。中には登校日をほぼゼロにした学校もあり、海外在住者でも受講することが可能になりつつあります。